ここでは長年に亘り、通信工事に携わってきた本人が、その経験も踏まえて解説します。
(1)光回線の工事の前に準備しておく事
(2)機器の設置場所を決めておこう
ここでは長年に亘り、通信工事に携わってきた本人が、その経験も踏まえて解説します。
(1)光回線の工事の前に準備しておく事
(2)機器の設置場所を決めておこう
まず、戸建て住宅の場合。
●光回線の工事日迄に、家の近くの電柱がどこにあるか、確認しておきます。
家の表側か裏側か、又は横なのか、電柱との位置関係を把握しておきます。なぜならば電柱から見て、引き込む位置が限定されるからです。
●家側の引き込み位置がだいたい分かれば、工事の人が、はしごや脚立を持ち込んで作業しやすいように、必要ならば屋外のその辺りを片付けておきましょう。
また、家屋が道路わきにあり、高所作業車が使用できる環境ならば、その場所には路上駐車などしないように配慮しておきましょう。
次に、集合住宅の場合。
集合住宅の場合で配管設備がある場合、引き込みの確認は必要ありません、下段の項目を参考にしてください。
また、配管設備がある場合、回線のコンセントは部屋のどこかにあるはずです。
配管設備が無い場合は、戸建てに準じた用意が必要になる場合が多いです。
●次に、引き込む位置がだいたい分かれば、ONUと呼ばれる宅内装置を置く場所を想定しておきます。
電源のコンセントがある場所が望ましいのですが、無ければ3連くらいのテーブルタップ(延長コード)をあらかじめ用意しておくと便利です。
場合によってはONUとルーターと電話アダプターの電源が必要だからです。
また、部屋の中は工事の人が作業しやすいように、事前に片付けて置く事をおすすめします。
作業員は、多忙でスケジュールに追われており、余計な時間をとられるのを嫌うからです。
●最後に、Wi-Fiルーター(無線ルーター)を使用する場合は、出来る限り、家の中心になる場所に設置する事をおすすめします。
パソコンやスマホなどを一番よく使う場所といってもいいいでしょう。
【豆知識】ONUと呼ばれる宅内装置について
●ONUと呼ばれる宅内装置は契約する回線事業者や契約内容によっては、Wi-Fiルーターと一体になった「ホームゲートウエイ」と呼ばれるものを設置する場合があります。
この場合はWi-Fi電波の届き具合を考えて設置する場所を考慮しなければなりません。
【番外編】
●「NURO光」はホームゲートウエイが強制レンタルになります。
●また、どの事業者でも光電話を利用する場合には必ず必要になります。
●設置場所の問題で、Wi-Fi電波が届きにくい場合に、自前でWi-Fiルーターを購入、追加接続するという方法もあります。
私の時代には無かったことですが、今ではNTT系の工事作業員は、その日の工事予定オーダーが入力された「ハンディーターミナル」を携帯しており、「〇〇時〇〇分〇〇様宅着」とか「〇〇時〇〇分〇〇様宅、工事完了」などの情報を逐一会社に報告しながら、その日の訪問作業予定をこなしています。
何度か「監督者」という名目で同行した事がありますが、個人的な感想としては、時間に追われるストレスで大変でした。「ああ!昔は良かった!」
また、作業員にもマニュアルのようなものがあり、「玄関でヘルメットを脱ぐ」とか「玄関から上に上がる時は必ずお客様の了解を得る」など、細かな指導がされています。
個人的には、靴下は白系のものを着用して、汚れていないことをアピールするとか、雨の日は予備の靴下を用意しておく、無精ひげは剃っておく、などのエチケットに気を使っていました。
日々の精神的ストレスが悩みだった事を思い出します。
ちなみに、お客様の自宅や会社に通信工事に訪れる工事業者はNTTやその他の回線事業者でも、ほぼ100%下請けの工事会社の作業員で、NTTや回線事業者の社員が訪問することはまずありません。
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